発達障害に間違われやすいギフティッドについて ~誤診された大人が不適切な治療を回避する方法~

ギフティッドについて、近年メディアに上がってきたばかりですので、まだまだ理解していない方も多いことでしょう。
特にテレビやYouTubeでは、数学が得意で高度な問題を解く子どもなどが紹介されております。それは人の目を引きやすいからですね。
ですが実際にはギフティッドの特徴を持つ方でも、自分は違うと見過ごしたり、ASDやADHDなどの発達障害であると誤診されて自分に合わない治療を受けている方がいます。
ですので、そんなギフティッドの方たちに適切な対応がなされるよう、紹介していきたいと思います!
またこの記事は支援が必要な子どもではなく、誤診されて苦しんでいる大人の方に適しております。
ギフティッドって人より頭が良いんでしょ?
だったら困ることがあるとすれば、他の人と同じ行動をすると、簡単にやれすぎて退屈になり、辛くなるってこと?
それもあるな、学校に通っている子どもではそう感じる人が多いだろうね。
それから学校の中だけでなく、人と関わる中でもそういう感じ方をすることもあるかな。
Contents
誤診による不適切な治療を回避しよう
ギフティッドの特徴を持つ方は、実は結構身近な存在であり、その多くが発達障害と誤診されているようです。
ですので、誤診による不適切な治療を回避し、自分の健康を守っていきましょう!

IQとギフティッドだけの特徴について
まずギフティッドであるかどうかを判断する基準の一つに、IQ130以上という項目があります。
ですがIQは受けた環境が緊張しやすい場であったり、ストレスがかかっていたりすると、一時的に下がることがありますので、それよりも低いからといってギフティッドである可能性がなくなるわけではありません。
また、IQ130というのは平均よりも少し高い程度であり、周囲や自分でも気づきにくいです。そしてほとんどのギフティッドの方がこの範囲にいます。
それゆえ発達障害と誤診されやすいのでしょう。
よくメディアで紹介されている、高度な数学の問題を解く方たちは、IQ160~180などのかなり高い知能を有しており、ごく稀な存在です。
日本人は謙虚にしがちなのも、気付きにくい原因になるのかもしれないね!
そうなんだよね。それから誤診によって、ASDやADHDに向けた治療薬が処方されたら大変だ。新たに精神障害を発症したり、肉体にも悪影響を及ぼす恐れがある。
これを回避するためには、自分がギフティッドであることを自覚し、適切な行動を心掛ける必要があります。
また現在では、教育や医療現場でもギフティッドに関する知識がまだまだ浸透しておりませんので、自己理解を他者に委ねるのではなく、自分で調べて担当医に伝え、一緒に考えた方がいいですね。
実際にギフティッドの方であれば、もしかしたら既にそのように行動してしまっているのではないでしょうか?
なぜなら、ギフティッドの方には以下の特徴があるからですね。
- ある知識について、納得のいくまで深く思考し理解しようとする
- 矛盾点を見つけ正そうと指摘する
- 真実を見つけることに価値を見出している
- 難しい思考法を日常的に扱っている
これはなにやら、MBTIにおけるINTJの性格的特徴とも類似している気がするな。
しかし、今回の記事の目的を考えれば、発達障害と同じように似て非なるものと仮定しておいたほうが無難そうだ。
今それについて出されたら、頭がこんがらがるよ!
といったように、上記の特徴に加えて、異なる物事から共通点を見つけるアナロジー思考や、仮説を立てて検証する仮説思考しやすい方もギフティッドであるかもしれません。
もし自分にもその特徴が当てはまると感じた場合、発達障害ではなくギフティッドであることを疑ったほうがいいでしょう。
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上部へ戻るギフティッドと発達障害の似て非なる特徴を比較
ではつぎは、誤診の原因となるギフティッドと発達障害の似て非なる特徴について見ていきましょう。
ギフティッドの特徴 | ASDの特徴 |
高い集中力があるが、それによって周りが見えなくなることはない | 高い集中力があり、それによって周りが見えなくなる |
記憶力が高く、広い分野の情報について記憶している | 記憶力が高く、特定の分野の情報について記憶している |
唐突な変化に抵抗を感じるものの、それに従うことができる | 唐突な変化に抵抗を感じ、頑なに反抗する |
求められても求められなくても詳しく念入りに話そうとする | とめどなく話し続けるが、念入りな印象は受けない |
語彙力が豊富でそれぞれの言葉の意味を理解している | 語彙力が豊富でもそれぞれの言葉を理解しているわけではない |
ギフティッドの特徴 | ADHDの特徴 |
課題を途中でやめたとしても、その理由を相手も納得できるように説明できる | 課題を途中でやめたとき、その理由については自分でもわかっていない |
注意散漫に見えても、人の指示を聞いている | 注意散漫に見えるとき、人の指示は聞こえていない |
複数の課題に興味を示し、より多くのことを並行して学ぼうとする | 複数の課題に興味を示すが、目的ははっきりとしていない |
話に割り込む場合、不適切な問題を指摘するために行う | 話に割り込む場合、明確な理由があるわけではない |
感情が高ぶり動き回っても、本人はそれをコントロールできる | 感情が高ぶり動き回っているとき、本人はそれをコントロールできない |
適切な環境にいれば問題行動が減る | 適切な環境にいても問題行動は変わらない |
これは似ていて判断するのが難しいね?
この行動を、病院の診察時間だけで判別するなんて大変だよ~
そうなんだよね。だから自分でも普段の思考パターンを把握しておいて、それを記憶し、正確に伝えられるように準備する必要があるね。
この通り、ギフティッドと発達障害の特徴は非常に似ており、ほんの数分の診察で診るのは難しいです。
ですので、あらかじめ自分の特徴がどちらにより当てはまるのかよく観察し、病院で診てもらう場合は自分から伝えられるようにしたほうが良いでしょう。
またどちらにも当てはまる場合は、ギフティッドと発達障害を併せ持った2Eである可能性があります。
こうなるとより、判断が難しくなってきますね…
俺も過去にASDだと診断されていたんだが、どう見くらべても似ているだけで何かが違うとずっともやもやしていたんだよね。それはまるで、同じスマホだからとAndroidに無理矢理iPhoneの充電器を刺されている気分だった。
しかし当時はギフティッドなんて概念はなかったものだから「俺は何だ?」と思いながら生活していたよ。発達障害でもなければ健常者でもない気がしてな。
神里はAndroidだったのか~!
確かに、iPhoneよりはAndroidのほうが好きかな、両方所持しているのだけど…ってそれはただの例えだ、話が逸れたじゃないか!
それから神里と同じようにASDと診断された方で、上記の例え話とジョークを理解できた場合も、誤診されている可能性がありますね。
こういった特徴についても見ていきましょう!
発達障害の困りごとがなければギフティッドの可能性
ギフティッドと発達障害の似て非なる特徴を比べてもよくわからない方は、困りごとがあるかどうか確認してみるといいでしょう。
困りごとがなかった場合には、職場などで自分の特徴を伝える際に、発達障害の診断名が必要のない支援へと繋がりますので、それが嫌な方は確認しておいた方がいいです。
得意なことも発達障害の診断名が原因で、苦手だと誤解されたら悲しいですよね?
そうならないために、本当に自分は発達障害なのか、ギフティッドなのか、しっかりと確認しておきましょう!
俺だったらプライドがズタズタになって、キレかけるね!
得意なことは得意だと胸張っておきたいんだよ!見下されるのには飽きたから。
自分の身は自分で守るのが一番だね!
今の社会情勢は、情報の嵐でよくわからないし。
- 人の顔色を窺ったり、相手の立場を想像するのが苦手
- ジョークや例え話をそのままの意味でとらえる
- 自分と他人の違いがわからず、指摘されるまで気付かない
- 人への興味関心が薄く孤立する
- ルールや決まりに厳格であり、それがなくなると混乱する
- 決められた場所にあったものが移動されているとパニックを起こす
- 曖昧で抽象的な指示を理解できない
どうでしょう、当てはまるものがありましたでしょうか?
どれにも当てはまらなかった場合は、ASDだと診断されていたとしても誤診である可能性が高いです。
逆にいくつか当てはまっていた場合は、ASDまたは2Eの可能性があります。
俺もこの項目と自分の特徴を、何度も照らし合わせ続けた結果、全く当てはまらないと感じ、誤診だと気付いたのさ。
お医者さんから診断された後も、自分の目でちゃんと確認するのは大事だよね!
精神科の中には、あまり話を聞かずに薬だけ処方する怪しい場所もあるから気を付けて!
またASDの方は、自分からジョークを言うのは好きという方もいるようですね。
自分の知っている方では、あくまでも疑われるだけですが、真剣な話をしている最中でも構わずに「まんじゅう食べるかい?」などとジョークを連発させ、いつも相手に怒られています。
また、相手の例え話から新たなジョークを生み出し、怒られても懲りずにやり続けるため、愉快な人ですね!
しかもそのジョークを話し合っている相手ではなく、なぜかこちらに言うので不思議です。
それでも二人は喧嘩するほど仲がいい関係ですので、悪い雰囲気ではありません。
漫才を見ているような感じです!
- 衝動的な行動をコントロールできずに周囲を驚かせてしまう
- ある事柄に取り組んでいるとき、別の事柄に目がいってしまい集中できない
- 不適切な行動に対する理由を問われても、本人もわからないため説明できない
- じっとしているのが苦手で、手足をよく動かす
- 物を失くしたり、忘れやすい
- 話しすぎて相手を困らせてしまう
どうでしょう、当てはまるのがありましたでしょうか?
どれにも当てはまらなかった場合は、ADHDと診断されていたとしても誤診である可能性が高いです。
逆にいくつか当てはまっていた場合は、ADHDまたは2Eの可能性がありますね。
またADHDの方の使うジョークはかなり高度な印象を受けます。
自分の知っている方では「ククククラウドなオリーブいかがですか?」「着るジェネシスコピー、暖かジェネシス!」と言っていました。
全く関連性のない「FFVII」と「オリーブ」と「暖かい服」が混ざっていますね?
また、幼いころからシュールなオリジナルキャラを生み出すのが得意で、創造性に優れておりました。
こう見ると、発達障害だからといって劣っているわけでもないとわかるね!
彼ら彼女らにも素晴らしい個性があるのだ。
そうだよ、人ひとりひとりに良さがあるんだよ!
しかし近年では発達障害は天才なんて見方もされているが、それもまた新たな偏見や、要らぬ期待、自己肯定感の低下が生じるので、そういう見方はやめた方が良いと思うね。
「発達障害の人は天才」と言う人は、勇気づけるために言っているのだと思いますが、本人からすると困ることが多いため、否定したくなります。
それから発達障害の特徴を持つ偉人と自分を比べて、自己肯定感が低くなることもありますよね?
ちなみにこれは、発達障害だけでなくギフティッドの場合も同じです。
また、ギフティッドである場合は、特技であるがゆえに困ることが多いですので、こちらも確認しておきましょう。
上部へ戻るギフティッドの特技ゆえに困ること
- 相手の立場を想像するのが得意で、コミュニケーション能力が高い
- 自分と他人の違いを人よりも早い段階で気付く
- ジョークや例え話の意味を理解でき、楽しむことができる
- 人への興味関心が高く、相手に合わせた話題を提供できる
- 曖昧で抽象的な指示を出されても、何をすればいいのかがわかる
- 洞察力が高く言葉以外の概念も読み取ることができる
- 問題が生じたとき、解決策をすぐに思いつく
- マルチタスクができる
- 興味を持った分野を独学できる
これだけ得意なことがあれば、ギフティッドの方は困らないんじゃないのかと思われそうですよね?
しかし違うのです、おそらくギフティッドの方であれば共感できると思いますので、こちらも見ていきましょう。
- 人の嘘やごまかし、悪意などが見抜けて警戒心が高くなる
- 自分と他人の違いに気付き、孤独感を感じる
- 場に馴染むため、上手く人に合わせすぎて疲れる
- 問題を自力で解決できるため、人に頼るタイミングを失い疲れる
- できるからと人の期待に応えすぎて疲れる
- 自分ができるから相手もできるだろうと思い込んで喧嘩になる
- 見下していると誤解される
- 間違いを指摘したいだけなのに、嫌味だと誤解される
- 完璧主義になりやすく、自分へ高い期待をする
- 人より多くの情報を読み取れるため、環境の影響を受けやすい
どうでしょう?ここまで見てきて当てはまったのなら、やはりギフティッドである可能性が高いですね。
自分がギフティッドであると自覚できたなら、それに応じた自分との向き合い方に切り替えていきましょう!
俺もASDよりはギフティッドのほうがしっくりくるんだ。
自分の持つ異質さは、上手く説明できるものとわかると安心するよね?
よかった、これできみも神里も一人ぼっちじゃないよ!
それからオレもきみの友達になるね!
また、項目を見ただけではよくわからないなという方は、自分の経験をノートやメモアプリなどに書いてみて、上から順に分析してみるとよいでしょう。
神里の事例も実際に分析していきますので、参考にしてみてください。
上部へ戻る学校での学力は普通だけどギフティッドかもしれない事例

神里の場合、特別学力が優れているわけではありませんでした。
何故なら、人前では緊張しやすい体質であり、学生時代は小児科や児童養護施設を渡り歩いた、ストレスまみれの日常だったからですね。
学校や住所も変わりまくりでしたので、どこが故郷なのかもよくわかりません。
施設にいたときによく考えていたことを挙げると…
- 何故この子は人を虐めるのか?この子は職員にいつも怒られている、ストレスで虐めるのか。
- ここにいる子どもはみんな、親などに傷つけられた経験を持つ。ならば自分の取るべき行動は優しさを心掛けることだ。
- ルールや日課を守らないと職員は怒る、ならば全部こなしてやろう。
- 人の注目を浴びたくない、だからテストの回答がわかっても適当にしよう。
- 怒られるのが面倒くさい、だからゲームでは負けてやろう。
- 薬の副作用で常に眠い。日課を守りすぎて疲れたけど怒られたくないから守ろう。そのせいで勉強ができないとわかっているがやっぱり悔しいな。
こういったことを考えていましたね。
施設の子どもは、通常の学校に通っている子よりも怒りっぽく、職員は警察かというくらい厳しいので常に周囲の目に気を遣っておりました。
自分の力が、圧倒的な大勢の力に抑え込まれている感覚がしたのを覚えています。
ですので大人になってからは「内に秘めた己の力をすべて解放してやろう!」と吹っ切れましたね!
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それからASDと診断してきた医者とのエピソードがわかりやすそうなのでこれも記載しておきましょう…
とある精神科の医者は、度重なる試練の果てに食欲の落ちた神里を見て、笑顔でこう言いました。
「入院して点滴したほうがいいですね、持ち物は下着やパジャマもこちらで用意するのでいりませんよ」
そこで神里は思いました「あぁ、なんだその奇妙な笑みは?それに持ち物いらないは、おかしいだろ。そうか、なにかを企んでいる顔だな。いくら精神疲労している俺でもわかる」
しかし親はというと、その言葉に上手く乗せられそうになっていたのです。
そこで神里は親にこう言いました
「俺を救う方法を他者になど委ねるな!そんなんだからさっきのような手口でだまされるんだ。今までもそうだったのだろう?自分の子どもくらい自分で守ってくれよ!これ以上離れ離れにされていいのか?」
その後、他の病院に変えましたとさ。
怖すぎ、親も追い込まれているのに、なにその脅し?
あのときは、看護師が虐待する小児科、金儲けのために子どもをさらう児相、さらに追い打ちをかけようとする医者と、最低最悪のオンパレードから抜け出すために必死だったからなぁ。
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そして病院を変えたくらいの頃から、統合失調症の症状が出現しました。
ですが幻聴や妄想、思考のおかしさが病気ゆえのものだと自分で気付きましたね。
何故なら、現実世界で起きている事柄だけでなく、内面世界で考えてきたことも記憶していますので、健康なときの記憶と照らし合わせた結果おかしいとわかったからです。
また、統合失調症に関するものをテレビで見た記憶もあり、それと照らし合わせて考えたところそうではないかと推測できたわけですね。
その推測した結果に従い、病院で治療してもらったところ、すんなりよくなりました!
診察なしで病名を特定できるなんて便利な頭しているね!
こういうことが自力でわかるせいで、心療内科にかかっているのが申し訳なく思うね。どういった治療が自分に合うかも大体わかるし。
それから神里はこれ以外にも、妹を助けるために頭をフル活動させ、様々な名言を生み出しましたね!
当時はそのまま死んでもいいと思えるほど頑張りましたよ…
苦しんでいた妹への言葉…
「死にたいという感情は持っていてもいいんだ、それくらい俺だって思うしな。」
「生きる意味なんてな、わからなくてもいいんだ。それを最初から知っている人なんてこの世にいない。人生とはいわば書きかけの本だ、だからこれから見つけるといい。」
「まずは幸せになることを目指そう。その想いが困難に立ち向かうときの助けになるからな。」
追い詰めていた親への言葉…
「自分にとって正しくないことでも、相手にとっては正しいこともある。わからないからと言って妹を否定するんじゃない!」
「愛するだけじゃダメだ、自分がやっていることの中に、相手にとって不快なことがあるのなら、探して見つけて変えていかなければ、その愛が返されることなんかない!!」
「家族でお互いに傷付け合うよりも、仲良くしていたいだろう?そのための努力、諦めるなよ…」
このように家族の状態を把握し、伝えるべき言葉が何であるか真剣に考え、伝えてきたことで、絶望的な家族を助けることができました!
妹は自分の進むべき道を見つけ、親はわからないからと否定することが減りましたので、今は仲良しです。
これほど嬉しい出来事はないですね!
それからその後も、神里は平凡な日常は退屈だと感じ、多くのことに挑戦しました。
- WordPressを独学で習得
- Live2Dを独学で習得
- 絵の描き方、漫画の描き方を独学で学び形にする
- 自分の幸せは人と違うことを自覚し、自力で見つける
- 心理学などの本を読みあさり、独自のアイデアを思いついてブログに起こす
- 二度と他人に人生を壊されぬよう、自分の状態は常に把握する
- ゲームから問題解決のヒントを得る
- うさぎに興味を持ち、うさぎについても学ぶ
- ぬいぐるみや服の製作
振り返ると、意外にたくさんやりましたね。ですのでこれからも命が続く限りは、様々なことに挑戦していこうと思います。

知識を得るのは敵の動きを観察したり、新たな武器を得たりするのと同じくらい愉しく、問題解決はまさしく敵との戦いと同じくらい愉しいですしね!
そうです、自分にとって解決すべき問題も、取り組むべき課題も、狩りの獲物ですから!
狩りの獲物って、ゼノスの影響受けすぎでしょ?大好きじゃん!
それは、ゼノスが俺に最高の幸せをもたらしたから当然だ!
ゼノスの記事
…と、神里の人生が異常で申し訳ないです。
それから、「自分の方が神里よりも優れている!」と思うのは構いませんが、「自分なんか神里と比べて凄くないじゃないか」と落ち込むのはやめましょう。
何故なら、私とあなたは別の人間であり、人それぞれの特技がありますからね!
自分のやってきたことを、たくさん見つけてあげてください!
それでは、これらの情報を元に、ギフティッドの特徴と当てはまるのか分析してみましょう!
上部へ戻る筆者の事例を分析

では、はじめの方から一つ一つ分析してみましょう!
まず、学業に集中できなかったことについて、大いに環境に振り回されておりますね。
人よりも受け取れる情報量が多いので、周囲に人がたくさんいた場合、目の前のことだけに集中するのが難しいのです。
集中するためには、1人だけの空間にいる必要があるのです。
また人というのは、自分がしないようなことを考え、行動するじゃないですか?見てきた景色も違いますし、その違いを見つけるのが面白かったんですよね。
確かこういった人間観察は、幼稚園の頃から楽しんでいた記憶があります。
このように他のことに興味が湧いて集中できなくなるのは、ADHDとも類似しておりますね。
ですが集中できる1人の環境に身を置いた場合は、気が散ることはありませんので、ギフティッドの方に可能性があるといえるでしょう。
神里は他人に興味ないとか言いながら、
実は誰よりも興味持っているツンデレだよね?
べ、別に興味持ってなんかないんだからな!
次に、医者とのやりとりについてです。
こちらは、医者の表情や言葉から、裏に隠された怪しさを読み取っております。
ですので、ASDという可能性は低いですね。
またその後の親に対する発言は、過去もこうだったのではないかと予想し、同じことを繰り返させないために言ったものです。
親も傷付いているのがわからなくて、怒っているわけではありません。
親の心もズタズタだと知りながら、厳しいことを言うのには抵抗があったけど、このままだと埒が明かないから、状況を変えることにしたのさ。
怖いよ。でもそれが家族を助けるために必要だったんだもんね…
それは家族みんなに伝わっているからよかった。
続いて、統合失調症に自分で気付いたことについてです。
こちらは異常に高い記憶力を駆使し、過去と現在を照らし合わせることで、新たな問題解決のための洞察を得ているのが見て取れますね。
また、精神疾患という状態に陥りながらも、客観的に自分を見つめ冷静に分析し、高度な思考を繰り広げられたのは、ギフティッドだったからなのではないかと思われます。
一般的に、統合失調症の妄想や幻聴は、リアルな感覚として体験されますので、自分で病気だと気付くことはないそうです。
しかし神里の場合は、リアルな感覚体験すら現実のものではないと疑っていたので、気付く形となりましたね。
どれだけ大変な状態に陥ったとしても、現状と対処法が瞬時にわかるせいで、苦しみの感情に浸る余裕がないな。
いいじゃん、そんな悪い感情になんか浸らなくても!
だがたまには、苦しみを嘆き誰かに助けられてみたいよ。
しかし、対処法がわかるのに、そうするのは馬鹿馬鹿しく思えて無理だ。おまけに人に相談すると、思考が破綻した状態で話すから追い打ちかけられる。
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次に、家族に合わせた言葉を考え、伝えていきたことについてです。
妹への言葉は、自分の想いをそのまま伝えたわけではなく、死にたがっている妹の立場を想像して、必要なものを選びました。
親への言葉は、他人と自分の考えが違うことを知っていて当然だと思っていたのが、そうではなかったことに気付き、教えたものになります。
当時は、喧嘩したり、追い詰める理由が理解できませんでした。

人は別の考えを持っていて当然だから、どちらか一方が相手に話を合わせなければ、衝突することくらい予想できるのに、なぜそうしないのか?喧嘩したくてわざとやっている?
自分にとって正しくなくとも、相手にとっては正しいこともあるのに、なぜそれを否定するのか?受け入れなければ傷付くことくらい簡単にわかるだろう?
このように考えていましたが、みんながみんなわかるわけではないのですね。
またこちらも、相手の立場を考え、人は自分と違う考えを持っているものとしているため、ASDの可能性は低いです。
あと神里は、感情よりも合理的な手段を優先しているところがあるよね。
それもあって、助けることに集中できたのか!
そう言うケネイドは感情を優先させるよな?すぐ笑う、泣く、怒る、だけどそんな単純さに尊敬するよ!
さいごは、逆境を乗り越えた後にも、様々なことに挑戦していることについてです。
こちらは、広い分野に興味を示し、より多くの知識を得て楽しんでいるのがわかりますね。
その姿はギフティッドの特徴とも当てはまるでしょう。
それから、これらのことには、精神や肉体疲労の状態に陥ったとしても、構わずに挑戦しています。
危険な状態に気付いていないわけではなく、その状態に陥っても復活できる自信ゆえですね。
寧ろ苦しめるくらいが愉しいと思っておりますので、凄い変態です。
…とここは、ギフティッドかどうかに関係ありませんでした。
上記の分析結果をまとめるとこうなります。
神里の特徴 | ギフティッドの特徴 |
人に意識が向きやすいが、一人の環境にいれば目の前のことに集中できる | 適切な環境にいれば問題行動が減る |
自分と人の違いを見つけて楽しむ | 自分と他人の違いを人よりも早い段階で気付く |
医者の表情や言葉から、怪しさを読み取る | 洞察力が高く言葉以外の概念も読み取ることができる |
高い記憶力と思考を用いて、問題解決のための答えを導き出す | 問題が生じたとき、すぐに解決策を思いつく |
妹の立場を想像して、適した言葉を見つけようとする | 相手の立場を想像するのが得意で、コミュニケーション能力が高い |
逆境を超えた後も幅広い分野に興味を示し、挑戦することを愉しむ | 複数の課題に興味を示し、より多くのことを並行して学ぼうとする |
いかがでしたでしょうか?
このように項目だけではわからない場合は、過去から現在に至るまでの経験を書き、ひとつずつ分析していくとわかりやすいです。
そうすることで、担当医にも伝えやすくなりますので、是非あなたも挑戦してみてください!
特に発達障害や精神障害、ギフティッドに関することは、明確な診断基準がありませんので、自分でもしっかりと調べて理解しておく必要があります。
不適切な治療により健康を悪化させないためにも、自分の身は自分で守ってくださいね!

おわりに
今回の記事では、発達障害に間違われやすいギフティッドについて紹介しました。
ギフティッドは名前からも感じられるように、神からの贈り物を持った頭のいい天才といったイメージの方が強く、困っている人とは受け取られにくいです。
ですが実際は、似た特徴ゆえに発達障害と誤診され、不適切な治療を受けている方がいます。
またメディアや記事になっているものの多くは、学校で困っている子どもに向けたものがほどんどで、大人に向けたものは少ないです。
ですので大人の方に対応できるようにしました。
一度きりの人生ですので、一分一秒も無駄にしないように自分の身は自分で守っていきましょう!
自分を守ることは、大切な誰かを守ることにも繋がるんだよね!
フフッ、そうだ、これで君も憧れの暗黒騎士だ!
え、きみも暗黒騎士に憧れていたの?それって神里だけじゃない?
真面目系中二病で悪かったな!
ありがとうございました!
参考にした論文
学校・家庭でのギフティッド児の誤診予防と適切な理解・支援のために