児相による不当な連れ去り被害はなぜ起こる?~日本の文化・風習の歪みから分析解説~

今回は、「児童相談所による子どもの不当な連れ去り被害がなぜなくならないのか?」
というテーマを元に、日本の文化・風習の歪みから分析して解説していきます。
筆者がこの被害に遭ったのは、小児心療科に入院していた期間を合わせると、今から17年~10年前の、9歳~16歳か17歳くらいまでの時期ですね。
当時受けた傷は未だになくなることはありません。
そして、令和に入った今でも同じように、不当な連れ去り被害に遭っている方がいるらしいですね。最近はnoteをやっておりますので、そちらの方で告発されている方を見かけました。
これから先、なくなることを願って、あらゆる視点から研究していきますよ!
もうやだ児相!神里を連れ去ったのがたまたま、おかしい場所だっただけ?
それは、十分あり得ると思うんだけど、歪んだ風習によるものも大きいと思うんだ。
noteの方でも告発しております!
武士道が日本文化に与えた影響と歪み

まずは今の日本文化の骨格をつくった「武士道」を確認してみましょう。
武士道は平安末期〜鎌倉時代、武士階級の台頭とともに成立し、戦国時代に実践され、江戸時代に精神論として整えられました。
武士道の主な七徳では、時代や流派によって多少異なってはいるものの、以下がよく知られております。
- 義 正義。己の信念を貫く。
- 勇 危険を恐れず、信じる道を選ぶ覚悟。
- 仁 弱者への慈しみ。他者への思いやり。
- 礼 礼儀。調和を重んじる。
- 誠 嘘をつかず、己に正直であること。
- 名誉 武士としての誇り。汚名は死より重い。
- 忠義 主君への忠誠。命を賭して尽くす。
武士道の中でも、己の信念を貫き、危険を恐れず、弱者を慈しむことはヨーロッパの騎士道にも通じるものがありますね。
しかし決定的な違いとして、汚名は死より重い罪だとし、主君への忠誠は絶対で、命を賭して尽くせとしています。
大正時代〜平成時代の日本ではこれが「死ぬまで働け」「名誉を保ったまま生きよ」という歪んだ形で広まっているのです。なので日本人は世界の中でも働き者なのですね。
武士として、弱者を慈しむ誇りはどこにいった?
危険を恐れず、己の信じる道を選ぶ覚悟も、今の日本人には欠けているね…
この2つが強く広まったことにより、日本では以下の歪んだ風習が広まりました。
- 病人も含めて働けない人は無能
- 弱音を吐く人は甘えている
- 上司が間違っていても歯向かってはならない
- ミスは重罪だから隠せ
- 権力、学歴至上主義
- 家庭を守る女は働く男に尽くすのが当然
そして令和時代になった今でも、少しずつ改善してきたものの、今もこの風習の名残が残っております。
働けない人は無能じゃなくて、休憩や治療、訓練が必要な人なのにね?
そうだな。それから、判断ミスは重罪だとして、被害者に罪を擦り付けて隠蔽するのも良くないね。
あ、そういえばさ騎士道って武士道とどう違うの?
お、そっちもついでに確認しておくか!
武士道と騎士道の違い

日本の武士道との比較として、ヨーロッパの騎士道の解説も少しだけしておきましょうかね。
この解説は見なくていいよという方は、こちらからスキップしてください。
騎士道は中世ヨーロッパの時代に、騎士階級として浸透していた信条であり、11世紀ごろに形成されました。単なる武勇や忠誠ではなく、「正義・慈愛・高潔さ・自己犠牲」を柱とする生き方です。
騎士道八つの美徳には、下記のものが知られております。
- 勇気 困難に立ち向かう勇気。恐れを超えて、正しいことのために戦う。
- 正義 己の欲ではなく、公正な判断に基づいた行動を取ること。
- 慈悲 弱き者、苦しむ者を見捨てず、力を持って守り抜く心。
- 忠誠 信念や人、守るべき者に対して裏切らぬ誓い。
- 名誉 他者の目を気にせず、自らの誇りと良心に従って生きること。
- 節制 欲に溺れず、自制し、品位を持って振る舞う。
- 信仰 騎士道の源流にはキリスト教があるが、現代では「人間性を信じる心」とも言える。
- 礼節 身分に関係なく、誰に対しても敬意を払う姿勢。
一見すると武士道とも似ておりますが、決定的な違いとして「名誉が重要ではあるものの汚名は死とまではいかない」ところと「主君よりも神や正義を絶対とする」ところがありますね。
なのでヨーロッパ圏では、日本よりも働くことへの厳しさはなく、上司の間違いを指摘することに関しても、容易に受け入れてもらえやすいのです。
アメリカの行政は、判断ミスをする前提で動くから、不当な連れ去りがおきたときの対処法まで考えられているみたいでいいな!
その制度も完璧とは言えないかもしれないけど、日本よりマシなのは確定だね!
※以下は、児童相談所制度や日本の福祉構造を理解するために参考として挙げられる書籍です。私自身の体験や意見とは切り離して読むことをおすすめします。
筆者が受けた児相被害など
まずは、小児科から児童養護施設に保護されたときの一連の流れを見てみましょう。
列挙すると下記のようになります。
- 障がいがあるというだけの治療方針のない心療科への入院
- 薬漬け治療と看護師による虐待
- 看護師による「障がいは妹のせい」という根拠のない人格否定的な発言
- 母が看護師に追い詰められてうつ病になる
- 看護師が児童相談所に連絡、退院のとき医者がいなかった
- 両親の話を聞かずに、児童相談所が私と妹を児童養護施設に保護する
この流れを見ると、私と妹は児童相談所により不当に保護されたことがわかりますね?
なぜなら、連絡した看護師さんは私たちを虐待していた人であり、母を追い詰めた人だったからです。
児童相談所は両親ではなく、権力を持った看護師さんの話を優先しました。
この行動は、日本の歪んだ風習による「学歴、権力至上主義」と一致しております。
日本の児童相談所では、自分の判断が誤りであっても、過去の虐待死亡事故の事例から、そのリスク回避を最優先とし、両親を加害者だと決めつけておりますので、両親の話が通ることはほぼありません。
母の話によると、児童相談所に勇気を出して子どもたちに手を上げてしまったことがあると相談してみたものの、彼らは「じゃあ、預けておくしかないですね」と冷たく返したと言います。
もし内部に、異変に気付いた方がいたとしても「上司が間違っていても歯向かってはならない」風習があるため、不当に保護された子どもを助けることができなかったのでしょう。
えー?風習とかどうでもよくない?
マニュアル通りなら、子どもが傷付いても関係ないってこと?
本当だよな…虐待による死亡事故を回避できても、子どもの自殺が起きていたら意味がないと思うんだけど、それは自己責任なのかな?
次に、児童養護施設から里親さんのところへ移動したときの状況も列挙していきます。
- 子ども50人に対して生活棟にいる職員さんの人数2~4人という人手不足さ
- 身の周りのことはすべて子どもが自分でこなし、掃除も広範囲を子どもが行う
- なぜか、隣の老人ホームの入居者も施設の掃除をさせられていた
- 職員さんはルール優先で、問題が起きていないか監視するような関わり
- 資金不足なのになぜかイベントが多い
- 子ども全員に精神科の薬漬け治療
- 職員さんによる子どもへのセクハラが目立つ
- ルールを守れない子どもへの暴言暴力
- 進学先を勝手に決める、将来を選ばせない
- 家の状況を聞いても「大人の事情」と言って曖昧にする
- 精神科の診断書を捏造して判断ミスの罪を隠蔽
この流れを見ると、児童養護施設の職員さんは人手不足でとても過酷な環境にいることがわかりますね?
しかし、日本には「弱音を吐く人は甘えている」という歪んだ風習があるため、職員さんは弱音を吐かない代わりに、子どもへの支配的な関りや暴言暴力、セクハラなどを行うことで、ストレスを発散させていたのでしょう。
また、先にも説明したように上司が決めたことは絶対であるため、業務上の不満を訴えても聞いてもらいにくいのです。
それから「ミスは重罪だから隠せ」という歪んだ風習により、不当な連れ去りが発覚したとしても診断書を捏造することにより隠蔽しておりました。
ちなみに捏造された診断書は、妹のものは「被害者と加害者をすり替えて、妹を加害者に偽造」するものと、私の者は「母に虐待の罪を擦り付けて、私を母の被害者に偽造」した内容でした。
なんで、日本人はそこまで風習にこだわるの?もうやめてよ!
ここまで来ると犯罪といってもいいのに、上手く隠蔽されているせいで表に出ないんだよね…!
児相と児童養護施設の問題を改善するために考えたこと
こちらはnoteの方で研究しながら、どうすれば問題を改善できるか考えた内容になります。
記事が長くなってしまうので、こちらでは手短にまとめますね。
- 育児放棄や子どもの車内放置、ギャンブル中毒による親の自殺の原因となる、パチンコ店を廃止する。
- 政治家さんが児童相談所と、児童養護施設の給料が上がるような仕組みにして、職員さんのストレスによる児童虐待を防止する。
- 児童相談所に不当な連れ去りを防ぐため「判断を間違えた時の対応」システムを導入する。
- 子どものケアに向かないため、50人規模の大舎生児童養護施設を廃止する。
こういったことを考えるのは簡単でも、いざやろうと思うとそれなりの手間暇がかかるのは、十分理解しております。
しかし、いつまでたっても問題を放置して、簡単なイベントに逃げたり、子どもに罪を擦り付けたり、監視したりしていては、苦しむ人が増えていくばかりなんですよ。
日本の少子化の原因もここにあるんだと思います。
子どもたちが苦しむような社会で、大人は自殺が逃げだのなんだの…果たしてどちらが本当に問題から逃げているのでしょうね?
子どもたちは、問題に立ち向かってきたからこそ、ここまで苦しめられるんだと思いますよ。
そうだよ!日本の大人は本物の武士道の精神を思い出しなさ~い!!
俺は、騎士道の精神に基づき、敵であっても敬意をはらいながら、告発と被害分析に今後も取り組むぜ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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