「トラウマや葛藤を芸術に変えられる?」独自性の高い詩の書き方をご紹介!

 詩を書いてみたいな、と思っても、なかなかテーマが見つからなくて悩みますよね?

そういったときには…思いきって過去のトラウマや葛藤、悩みなどを詩に書いてみましょう!

そうすると、詩が完成したときに、悩むのも悪くないなと心が落ち着きますよ!

※感じ方には人によって個人差があります。

また、自分の内側から湧き出てくる、感情や思想をテーマにしていますので、自ずと独自性の高い詩が書けるようになります!

神里、去年の「痛みこそ最高の友」
みたいなダサい詩から成長したの?

当たり前だろう?
あれはもう、ただの黒歴史だよ!

ははははっ!
自分を奮い立たせるためなら、
ダサくてもいいんじゃないか?

そうですね、全くその通りです!最初はかっこいい詩が書けなくても大丈夫ですよ!

回数をこなすうちに、だんだんコツが掴めてきますので、気楽に書いていきましょう。

ダサい詩が書いてある記事↓

自分のメモや日記、SNSからネタを見つけてみよう!

 まず、始めに紹介するのは、自分の書いたメモや日記、SNSを使った方法です!

詩を書きたいというくらいですので、あなたも既に頭の中に、浮かんで止められない言葉があるのではないでしょうか?

媒体はなんでもいいので「これはいいな!」と思ったものは、何でも活用していきましょう!

 ちなみに筆者が今回例として紹介するのは、スマホに残されていた5年前のメモです。

当時の筆者は、自分を押し殺して生きていたことで、肉体と精神が別々の存在であるかのように感じていたんですね。

感情を持っていては、前には進めない…家族を守るために、辛い思いは感じないようにして、助けることに専念しなければ!という生き方をしていました。

するとですね…辛い感情として切り離された自分が言ったんですよ…

僕だって表に出てきて、生きたいのに、
いつも笑っている神里が邪魔だ!

ふはははは!俺はデイトの変わりに笑っておくから、
お前は俺の中で眠っているんだな!

嫌だね!僕も表に出てきたいんだよ!
そして神里が笑っているのを、やめさせるんだ!

という感じで、完成した詩がこちらです!

※離人感への葛藤を表現するための比喩として、過激な内容が含まれます。
そういったものが苦手な方はご注意ください。

『死に笑顔の彼の中で』

俺はいつしか、倦怠に沈んでいた。

白く透き通るような肌に、光を受け取って輝く大きな瞳。
薄いピンクの小さな唇は、癒しの笑みを浮かべる。

それだけなのだ。彼はただそれだけなのだ。
中身のない、外面だけの空虚なお人形。

家族も友人も、見知らぬ者までもがその容姿に魅せられた。
誰かの望むままに、彼は俺の存在に気付くことなく、ただ笑っていた。

あぁ、なんて忌々しい。

彼は笑顔のまま死んでいる。死んでいるのに笑っている。
ならばその肉体を、俺のものにして、彼を殺さねばならない。

笑わずとも生きられるように、唇を引き裂いて、血にまみれ、
痛みに歪んでいく顔を見て安堵する。

胸に刃を突き刺し、肉を切り裂き、心臓の鼓動を確認する。
沈黙の中、ひとつドクリとも脈打たぬ、止まったままの心臓が、冷たい床に転げ落ちる。

彼はもういない。俺が殺したのだ。

殺して、殺して、何度殺せども、死に笑顔の彼は甦る。
そうか、俺の生きていける場所は、彼の中にしかなかったのか。

彼を殺すのは、もうやめよう。何度殺せども、彼は再び甦る。

そうだ…俺は誰にも気付かれぬまま、彼の奥深くに身を潜めておくしかないのだ。

ならばせめて…文字だけでも、生かさせてくれ。
そうでなければ、今度こそ本当に彼を殺してしまいそうなんだ。
そのときは、俺も一緒に死ぬのだろう。

彼は幸福だ。鼻腔を突く腐臭すら、その美しさが打ち消してしまう。

俺は不幸であろう。彼の中に身を潜め、神経を伝って、
文字を並べることしかできないのだ。

あなたが愛しているのは、彼であって俺ではない。
あなたが愛しているのは、彼の光であって、俺の影ではない。

どうか、許してほしい。
死に笑顔の彼の中に、俺がいることを。
そして彼を、俺が殺そうとしていたことも。

俺はただ、生きたいだけなのだ。

壊して、壊して……心を壊された、あの日あの者たちと同じようにしか、
俺は彼にしてやれなかった。

ごめんなさい…ごめんなさい。それでも、俺は彼を愛している。

壊すことでしか、この愛を示せなくとも、彼は、俺にとって必要不可欠な存在だ。

なぜなら、死に笑顔を浮かべる彼は……「俺」なのだから。

うわっ、なんかグロ!
けど、気味悪さの中に愛情や美しさもある感じだね。

僕はこういう世界観のやつ好きだな!

そりゃ、デイトの雰囲気も意識してみたからね!

どうでしょう、創作意欲が湧いてきましたでしょうか?

このように、自分の身近にあるモノでも、形のない感情でも、十分詩のネタになりますので、是非試してみてくださいね!

noteでは、創作の経緯やその他の想いを詳しく描いています。
どうやって詩が生まれるのか、もう少し深く知りたい方におすすめですよ!

楽曲風に書いてみる

 普通に文字を並べるだけなのは、面白みが足りないなと思う方は、自分の好きな楽曲の歌詞をイメージして書いてみるのもいいですよ!

筆者の場合は、統合失調症になっていた頃の記憶と、創作を組み合わせて混沌に仕上げていました。

その結果こんな感じに仕上がりましたね…

『ヒトニなれナイVampire』

いつも光は僕には眩しすぎて
冷たい肌がピリつき痛む
白に囲まれた壁を見つめ思い返す
あの日の思い出

ヒトの真似事をしていても
僕の本性は獣と同じ
君の愛を知るたびに
キバを剥き出しにして噛みついてた

痛かったよね?怖かったよね?
泣いて、哭いて、ナイテ…ワラッテヨ…ネ?
君ハ、駈ケ足デ逃ゲテイク…
あぁああぁぁぁ……ああ…(発狂)

僕はヒトニなれナイVampire
鉄格子の檻には何もなくて
死にきれない…囁く声は聴こえるのに
僕はヒトニなれナイVampire
壁を蹴る音が、隣から響いている
誰か泣いている…呻き声

サイレンはどこからきたのか…
シネシネシネシネシネシネとワラッテル
ドライヤーは、叫びながら
僕を…拒絶しているんだね

僕が世界を変えられるなら
怪物の居場所を創りたかった
だけど怪物はどこにもいなくて
愚かにも僕だけが異物で
掌握しようとした僕は罪

期待の眼差しは裏切ろう
魅惑を消し去るため醜悪になろう
灰になった僕を見て、君は笑ってね?

だけど君の眼差しは、まっすぐで
僕を心配そうに見つめていた
それでも僕の見ている世界は嘘だから
歪んで…歪んで…ユがんデイク…
aaaaaa…AAAA…あぁあぁあ……(錯乱)

僕はヒトニなれナイVampire
恐怖に震える君を見ているとね
なぜかなぜだか、安心できるよ
僕をまた、誘惑した罰だよ

僕はヒトニなれナイVampire
何も望まないで
以前の僕はもういないから
何も期待しないで
さよならしよう、愛しの君よ

さっきのより、こっちのほうがなんかキラキラしているね!

そうだね、いつか楽曲にアレンジしないの?

それは、やろうと思って、今はDTMを学んでいるところだよ!
命が続く限り、やりたいことは全部やりたいからな!

 どうでしょう、良いアイデアは浮かんできましたかね?
すぐに思い浮かばなくても、焦らなくて大丈夫ですよ!

あなたにも、あなたにしか紡げない言葉がきっとあると思いますので、私はそれを見れる日を楽しみにしております!

こちらも、noteにどういう経験を元に書いたのか記述しておりますので、是非よかったら参考にしてみてください!

アイデアとは一人で独占するものではなく、共有していくものだと思っておりますのでね!


すべての痛みを詩に描きだしたら、落ち着いたよ!

いいね!君もどうしようもない痛みがあるなら、
詩に吐き出してみるといいよ!

そうだな!トラウマ治療にもなりそうだね!

ありがとうございました!

ついでに、落ち着いてから思いついた詩です!

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