絵が上手くなりたい!【初心者・中級者・上級者別】絵の描き方おすすめ本の紹介

本の内容をやる前に綺麗な線が描けなくて、色もはみ出しちゃうよー!
おぉ、ケネイドも絵を描くのに興味が出てきたのかい?
本記事では、「絵の学習や参考資料におすすめな本」を筆者が実際に読んだ中から紹介していきます。
初心者・中級者・上級者がどのような人なのか、筆者の絵も参考に載せながら解説していくので、自分のレベルと照らし合わせながら、お気に入りの「本」を選んでいきましょう!

さっそく描いてみたんだけど、なんだか線が歪んでるよ~
おぉ、だけどケネイドは色選びが上手いから、練習すればもっと綺麗に描けそうだね!
おっしゃー!やってやるよ!
君もオレと一緒に、絵の練習してくれるかな?

初心者におすすめの本
まずは初心者がどんな人なのか確認してみましょう。
自分はまだまだ初心者だと思っていたら、実は中級者かもしれないですし、逆もありますからね!
- 絵を描き始めて日が浅い人
- デッサンや線画、色塗りの基礎を学び始めたばかりの人
- 線の歪み、遠近感や立体感のなさが目立つ人
- 描きたいものと描けるものに差がある人
…とこんな感じですね。
しかし文章だけだとわかりにくいと思いますので、筆者がまだ初心者だった頃の絵を載せていきます。
10年くらい前の古いカメラに残っていたものですので、見づらかったらすみません。

この2枚は小学6年生のときのものです。
当時はまだ描きたいものをただひたすら描き、絵の練習や勉強などは一切しておりませんでしたので、初心者で間違いないでしょう。
特徴としても、線の歪み、遠近感や立体感のなさが目立ちますよね?
大体このレベルまでの絵を描く人が初心者になります。
あれ?神里の昔の絵って、今みたいなのじゃなかったの?
あぁ、当時は「けいおん!」が好きで、それらの絵をよく真似ていたからね。楽器も設計図から考えて段ボールで作成し、それでライブごっこするくらい好きだったなぁ。
いいなぁ、ライブごっこ楽しそう!オレもやりたい!
では、筆者の昔話は置いておいて、初心者におすすめの本を紹介していきます!
1.「はじめてのデッサン教室 60秒右脳ドローイングで絵が感動的にうまくなる!」松原美那子

「はじめてのデッサン教室 60秒ドローイングで絵が感動的にうまくなる!」では、デッサンの時間を60秒に制限することで、テクニックを考える左脳を抑制し、形をとらえる右脳の働きを引き出す「右脳ドローイング」を提案しています。
基本的なデッサンのやり方やアタリの考え方、質感、陰影、パース、人物画などの描き方が初心者からでも分かりやすく解説されているので、これ1冊でも効果的な上達を期待できるでしょう。
さらに、1カットを描く時間が短いため気軽に取り組め、さまざまなモチーフを描く経験値を積むことができますよ。
また、写実的な絵の描き方だけでなく、アニメやマンガ絵の描き方も載っていますので、どんな絵を描きたい人にも使える良書となっております!
ちなみにこの本は、Kindleでも読めますので、本格的に絵を描くのではなくまずは手軽に始めてみたいという方にもおすすめです!
おっしゃー!じゃあオレはこの本で練習してみる!
いいね!応援しているよ!
2.「はじめてのデッサン教室 60秒右脳ドローイングでパース・陰影がうまくなる!」松原美那子

「はじめてのデッサン教室 60秒右脳ドローイングでパース・陰影がうまくなる!」は、先ほど紹介しました「はじめてのデッサン教室 60秒右脳ドローイングで絵が感動的にうまくなる!」と同じシリーズであり、こちらも60秒での右脳トレーニングを基本としております。
前の本よりも、パースや陰影、光源、質感などの解説が詳しく描かれており、もう少しステップアップしたい初心者の方におすすめです!
こちらもKindleで読めるようになっておりますので、気になる方は読んでみてください!
この本にもたどり着けるように頑張ってみるよ!
素晴らしい心構えだ!
初心者向け本の使い方
初心者が絵の教本を使う場合は、まずは絵を描くことに慣れるために、本の内容を模写していきましょう。
模写を繰り返すことで、少しずつ描き方の手順や筆使いを覚えることができます。
手順や筆使いが覚えられれば、オリジナルキャラクターなども描けるようになりますので、根気よく続けていくことをおすすめします!
しかし、苦痛を感じてまで続けようとすると挫折してしまいますので、無理のない範囲で挑戦してくださいね!
また、教本を模写するだけでは退屈だという方は、好きなアニメやマンガなどのイラストを模写するのも、楽しくできるのでおすすめです!
しかし、模写したものをSNSなどに投稿してしまうと著作権侵害になりますので、注意してください。
そうなの?じゃあ神里の顔を描くね!
いや、もっと他のものにしてくれ~
中級者におすすめの本
まずは、中級者がどんな人か確認していきましょう!
- 構図や遠近感、立体感を意識した絵が描ける人
- 様々な画法や陰影、ライティングに挑戦する人
- 自分の絵柄を模索中の人
- まだ描けるものと描けないものの差がある人
こんな感じですね。
どうでしょう?「自分は絵が下手な初心者だ~」と思っていた方の中には、既に中級者へ突入している方もいるかもしれません。
ですのでそういう方は、思い切って中級者向けの本に挑戦してみましょう!
こちらも筆者が中級者だった頃の絵を例に載せていきます!



これらは大体、高校生から18歳くらいの頃に描いた絵ですね。
小中学生の頃とは違い、本格的に絵の描き方を学び始め、厚塗りやグリサイユ画法に挑戦していました。
また、自分の絵柄が確立していなかったので、デフォルメ絵とリアル絵を両方描いています。
パッと見は上手く描けていますが、まだまだ技術不足さを感じるのが中級者ですね。
この時期はもう今の絵に近いね?
そうだね。どういうわけかこの頃からアニメチックな絵よりも、
より芸術的な絵を描きたくなったのさ。
それも丁度人生のドン底にいたときだから、その痛みを絵にして落ち着こうとしていたんだ。
なるほど!
絵は技術を高めるだけじゃなくて、想いを込めるのもできるんだね!
そうさ!上手く描くことだけにこだわらず、自分の想いを表現できるのも絵の楽しさの一つなんだよ!
では、描きたい絵をより美しく描けるように、中級者向けの本を見ていきましょう!
1.「やさしい人物画」A・ルーミス
「やさしい人物画」はタイトルに「やさしい」とありますので、初心者が選んでしまうかもしれません。
実際に、初心者におすすめされているサイトもよく見かけますしね…
ですが、全く絵の知識のない初心者には専門知識だらけで難しいので、ある程度絵に関する知識が付いた中級者から読み始めることをおすすめします!
この本には、人物の等身バランスや自然に見える構図、ライティング、アタリ、筋肉などの描き方が美しい絵で描かれています。
内容が濃密で難しい分、マスターしてしまえば上達すること間違いなしの良書となっておりますので、絶対に上手くなりたいという方は挑戦してみると良いしょう!
しかしこの本だけでは、筋肉の詳細な形がわかりませんので、他の本と合わせて活用することをおすすめします。
「やさしい人物画」なのにやさしくないの?
そうなんだよね。この本はプロを目指す中級者のために、描き方を教えてあげようという意図が感じられたから、そういう意味での「やさしい」なんだと思うよ!
そういうことか!
プロを目指す人達の背中を押してくれる、良い先生って感じだね!
2.「やさしい顔と手の描き方」A・ルーミス
「やさしい顔と手の描き方」は先ほど紹介しました「やさしい人物画」と同じシリーズであり、顔と手の描き方に特化した本となっております。
特に顔と手は、他の部位に比べて奥が深く複雑な形をしていますからね。
また、大人だけでなく子どもや赤ちゃん、老人の描き方も載っていますので、幅広い年齢の人物を描けるようになりたい方におすすめです!
赤ちゃんの顔が可愛くて、見てるだけでも癒されるね!
年齢によって人物画の描き方は変わるみたいだね。
大人との違いを確認して、描き分けてみよう!
3.「ソッカの美術解剖学ノート」ソク・ジョンヒョン
「ソッカの美術解剖学ノート」は、人体の解剖学の知識が幅広く載っています。
買う前は、他の絵の教本よりもお高めなので迷いましたが、実際に読んでみるとその値段に納得いくほどの情報量が描かれていました。
しかし、絵に必要な知識以上のことも描かれていますので、人体についてすみずみまで知った上で人物画を描きたい人におすすめです!
また解剖学の本は、ヨーロッパ人がモデルになっている本が多いですよね?
しかし本書は、著者が韓国の方ですのでアジア人風のキャラクターを描きたい人にも参考になります!
さらに、骨や筋肉もカラーで綺麗に描かれていますので「やさしい人物画」と合わせて読むのも良いでしょう。
この本は、絵を描かない人が見ても図鑑みたいで面白いよ!
解剖学を学びたい医学生にもおすすめだね!
4.「スペース・ドローイング入門」キム・ドンホ

「スペース・ドローイング入門」は迫力のある空間描写のためのパースの基本について、シンプルな絵でわかりやすく解説されています。
透視図法や広角レンズ、魚眼レンズなどの演出、身近にある横断歩道やタイヤなどの基本的な描き方が載っており、背景の入門におすすめです!
しかし本書は、コミックなどのデフォルメされたイラスト向けですので、初めて背景を描く方やデフォルメイラストを描きたい方には向いていますが、リアルな背景を描きたい方には少し物足りないかもしれません。
背景って難しそうだけど、この本を読んでみたらオレも描けそうなきがしてきた!
本当かな?なら、期待しているぞ!
いえーい!描いてやるううう!
中級者向け本の使い方
中級者の場合は、模写はある程度上手く描けるがオリジナルは苦手という方が多いと思います。
ですので、オリジナルの絵を描いている途中でつまづいたときに見る参考書として使ってみましょう。
いつまでも絵の練習を続けるより、本番の絵を何枚か仕上げていくほうが完成させることに慣れていきます。
筆者の場合は絵の練習は少しだけで、それよりも一枚絵を描くごとに上達できるよう、学びながら本番の絵を描いています。
また、上達しやすいやり方は人それぞれ違ってくる部分もありますので、自分に合ったスタイルを模索していきましょう!
いいかい、俺が君に与えられるのはヒントのみであって、答えを見つけるのは君自身だ。絵の描き方にも練習法にも正解はないからね。
自分で見つけようという意思を忘れるなよ。
そして自分だけの答えを見つけられた人は、晴れて上級者になれるんだね?
そうさ。我が同士として応援しているよ!
上級者におすすめの本
はい、皆さんが憧れている上級者とはどんな人なのでしょうか?早速見ていきましょう!
- 構図や遠近法、立体感などを駆使して絵が描ける人
- 描写する対象物の質感や空気感をリアルに表現できる人
- 自分絵のスタイルが確立している人
- 自分の作品の更なる発展を目指している人
どうでしょう?「自分はまだまだ中級者だ!もっと絵を上手く描けるようになりたいよ!」と思っている方の中には、実は既に上級者に突入している人もいるかもしれませんね!
ではこちらも、筆者の絵を例として載せていきます。
※しかしまだ技術不足さが目立ち、上級者には達していないような気がしますので、この絵よりもさらに思い通りに描ける人だと思ってください。


これらの絵は2年前から現在の絵になります。
この時期では、技術的な部分を高めようとするだけでなく、自分は何のために絵を描くのかを意識するようになりました。
そこで得た答えは「この心で感じた世界を、そのまま表現するため」です。
なぜなら、幼いころ家族と楽しく暮らしていたときも、小児科に入院して虐待されながら過ごしていたときも、施設に預けられて自分の人生に嫌気がさしたときも、普通の日常を送れなかった自分が嫌だったときも…
それらを乗り越えて新しい幸せを手にしたときも、欠かさず絵を描き続けてきたからです!
筆者の人生は常に絵と共にありました。
ですので、これからも絵と共にありたいと思うのですよ!
このように技術的な面だけでなく、自分にとっての絵とは何かを意識していけば必ず上級者へと辿りつけるでしょう。
上手い絵を描くだけならばAIにもできますが、想いを込められるのは人間だけですからね!
更なる高みを目指すために、上級者向けの本にも挑戦していきますよ!
おっしゃああああ!!己の限界を突破して、生きた証を絵にするぜ!
もう最高だね!これが我ら芸術家としての生き方だ!
絵を描きながら生きて死ねる!
君も君にしか描けぬ絵で、俺の心を踊らせてくれ!
1.「Digital Painting Techniques 2」3DTotal.com
「Digital Painting Techniques 2」では、様々なアーティストによるノウハウがたくさん描かれております。
絵画や映画のポスター、ゲームのコンセプトアートのような美麗なイラストがたくさん載っていますので、眺めているだけでも楽しいですよ!
3D モデルを活用したやり方やテクスチャを活かしたやり方などが載っていますので、いつもと同じ描き方では飽きてしまった方や、新しいアイデアが欲しい方におすすめです。
特に暗い感じのファンタジーやSF作品を描きたい方の参考になりますので、そういったものが好きな方はぜひ手に取ってみてください!
ちなみに本書は、楽天、Yahoo!、Amazonで調べてみたところ、Amazonのしかも中古しかないみたいですね…
それくらい人気の本なのか、逆にあんまり需要がなかったのかはわかりませんが、筆者的には紹介した中で一番好きな本です!
かっこいい絵がいっぱいで憧れちゃうね!
そうだな!俺もいつかあれくらい、自分の内なる世界観を表現できるようになりたい!
2.「絵の勉強おたすけノート うまい人がコツコツ見つけたイラスト上達法」池上幸輝

「絵の勉強おたすけノート うまい人がコツコツ見つけたイラスト上達法」は、絵が上手くなりたいけど、どうすればいいのかわからない方向けに、著者が見つけた上達法を紹介している本です。
人物画と背景を、ある程度描けるようになったけど、何かが物足りないと感じている上級者の方におすすめです!
特に、pixivの上位にランクインされているような絵を描きたい方におすすめですね。
線画と着色の基礎、ライティングの色味、質感や空気感の表現などが載っています。
自分の絵を更にパワーアップしたい方は、是非手に取ってみてください!
また、こちらの本もKindleで読むことが出来ます。
背景はリアルだけど、写実的なキャラにもデフォルメキャラにも両方使えそうだね!
そうだね。まさしくイマドキの絵を描きたい人になら、どっちのキャラにも合いそうだ!
3.「一生使えるサイズ事典 住宅のリアル寸法 完全版」澤井聖一
「一生使えるサイズ事典 住宅のリアル寸法 完全版」は、人・部屋・家具などの住宅に関する寸法を集めた資料となっております。
特に漫画家やアニメーターなど、背景と人物を広い視点で描く人におすすめです。
人と部屋や家具のサイズ感をリアルに合わせることで、より自然な絵になりますので、この一冊は必ず持っておくと良いでしょう!
また、絵を描く方だけでなく建築の設計や、3Dモデル、ミニチュアを扱う人にも使えるので、他の趣味や仕事に使ったり、それらの関係者の友人や家族に貸してあげることもできそうですね!
絵を描くにはこんなに膨大な情報が必要なの?
リアルに近づけようと思ったらそうだね。
単に描くだけじゃなくて、対象物の構造などを理解したほうが、より説得力のある絵になるのさ!
上級者向け本の使い方
上級者の場合は、自分に合ったやり方が確立していると思いますので、あまりこちらから説明することはないと思います。
ですがあえて言うのならば、描きたい絵を完成させるための資料として使っていきましょう!
絵にゴールはなく、無限の成長を得られるものですのでね!
尽きることのない探求心、欲望、向上心、達成感への高揚を持ち続けていれば、いつだって上手くなり続けられます!
「絵に終わりなどありません、この命がある限り。」
上部へ戻るおわりに
よし、では終わる前にケネイドの絵がどれだけ上達したのか見てみましょうか?


どうだオレ上達したよね?ふっふっふー!
おぉ!これは1点透視を使ってみたのかい?
そうだよ!絵の勉強するだけでもこんなに変わるんだね!
このように絵は、才能ではなく学ぶことで上達していくものですので、ぜひ自分に合った本を見つけて、更なる成長をお楽しみください!
絵を描き続けていると、ときに自分は下手なんじゃないかと悩むこともあるでしょう…
それは、どれだけ画力が上がろうと生じる葛藤であり、絵を描くなら一生ついて回るものです。
しかしその葛藤は決して悪いものなんかではなく、成長するチャンスです!
この葛藤を乗り越えるために考えに考え抜けば、いつかは必ず心の躍る絵が描ける日が来ます。
不安になってもいいから、落ち込んでもいいから、嫉妬したっていいから、そこで生じた想いも感情も全部絵にのせて、自分にしか描けない絵を完成させましょう!
ありがとうございました。