喧嘩しないように相手の相談に乗るにはどうすればいいのか?~的確なアドバイスをするために~

この記事は、うまく相談に乗れるようになりたい方、相手の気持ちに寄り添えるようになりたい方におすすめです!
「相談してほしいと言われたから、乗ってみたらなぜか喧嘩になっちゃった」
「相手のことを想う気持ちはあるのに、なかなかうまくいかない」
ということがある人は多いのではないでしょうか?
そこで、
・相手の心に寄り添うこと
・感情的か、理性的かを見分けること
この二つを中心に、喧嘩しないように相手の相談に乗るにはどうすればいいのかについてお話していきます。
これって難しいよね?神里は普段どうしているの?
まず相手の性格傾向を把握するだろう?
そして自我にそれを代入した状態で、環境を脳内に再現する。
それからその情報を相手の言葉と照らし合わせ、答えを導くかな。
何それ、どういうことか全然わからないよ?
Contents
相手の心に寄り添う
相手は不安になっている
相談を持ち掛けられているのならば、まずは相手の話にしっかりと耳を傾けましょう。
相手は何かに困っていたり、落ち込んでいたりするので、不安になっている状態ですよね?
なのでそこに自分の意見を強く主張したり、否定したりしてまうと、解決法を求めている場合を除いては、逆効果にしかなりません。
勉強するの嫌になったもうやりたくない!
それでもやらなきゃ、無知のままだぞー
やりすぎて嫌になったのに、神里が悪い例をした!もう知らない!
また、本人も何を求めているのかわからないこともあります。
そういった場合には、一緒に話しながら探っていくといいです。
ただし、強引に答えを見つけ出そうとするのはやめましょう。
困っている相手のペースに合わせながら進めていくのが大事です。
混乱しているときに、結局どうしたいのか?なにを求めているか?
なんて言われてもわからないよ。
なるほど、「混乱している」がわかっているじゃないか!
答えを焦らずに休んでみろ。
自分の心が落ち着いているときにしよう
相談を持ち掛けた相手は不安になっているので、傷付きやすくなっています。
なので慎重に言葉を選ばなくてはなりません。
少しでも言葉を間違えれば、相手を怒らせてしまい、そこで自分も反論してしまえば喧嘩になってしまいますよね?
そうなってしまうと、悩みを取り除くどころか余計に不安にさせてしまいますので注意しましょう。

このリスクを少しでも減らすには、自分の心が落ち着いている状態で相談に乗るのが最善です。
相手が取り乱しても、それに動じないくらいの精神状態でなければ、受け止めてあげることができなくなります。
なので少しでも、自分の心に落ち着きがないなと感じたら、その日はやめておくようにしましょう。
まずは自分を気遣うことで、相手を気遣うことにも繋がりますので覚えておいてください。
俺は人に相談したときいつも思うことがあるんだよ。
「できそうにないなら断って、中途半端な覚悟でやらないでくれ。」
それくらい難しいんだよね人の相談に乗るのは。
助けたいって気持ちだけじゃダメなんだよ!
少ない情報だけでの判断は要注意
的確なアドバイスを下したい人は下記のことについて、考えてみることをおすすめします。
コミュニケーションのトラブルにおいて、その原因の一つに、少ない情報で把握したことによる歪んだ判断というものがあります。
ですが人は環境へ適応していくために、少ない情報の中からでも全体像を把握しなければなりません。
なので「ほとんどの判断は不完全である。」ということを頭に入れておいてください。
そうすれば相談を持ち掛けた相手に、自分の意見を強く主張することを防げるでしょう。
といっても文章だけではわかりづらいと思うので、下の図を見てみてください。
相手にとって必要な言葉は何かを考えてみましょう。

二人は同じ言葉を発しているから、かけてあげるべき言葉も同じになるはずだと判断してはいけません。
この図の場合、ケネイドには「なら休みなさい、よく頑張ったね!」デイトには「そうなのかー」といったようになるでしょう。
また更に、ケネイドが過去に頑張っていなかったために、無理やり頑張らされている。
デイトが過去に頑張りすぎて体を壊したから、頑張りたくないと言っている。
という場合であったらどうなるでしょうか?
ケネイドには「嫌なら次からはちゃんとしようね」、デイトには「確かにそんなことがあれば嫌にもなる」といったように変わってくると思います。
的確なアドバイスを下すには「ほとんどの判断は不完全である」ということを前提に、できる限り多くの情報に目を向ける必要があります。
なので相手の話す言葉以外にも、その人の性格や過ごしてきた環境にも目を向けるようにしましょう!
でもこれってさ、普段から話している人ならできても、初対面には無理じゃない?
そうなんだよね、そういうときは言葉や文面から読み取ってみよう。
なにそれ、もはや国語?道徳?勉強じゃん!
感情と理性の見分け方
一般的には女性が感情、男性が理性っていうけどさ、逆もいるよね?
同じ人でも時と場合で変わることもあるんだよなぁ…
ということで、感情と理性の見分け方について説明していきます。
言葉の使い方で見分ける
ここではいくつか問題を出していきますので、ケネイドたちと一緒に解いてみましょう。
問題1.
まずAさんはどんな状態にあるでしょうか?
ずっと同じ作業ばかりでイラついてる。
そうですね、Aさんはイラついております。
ということはつまり、Aさんは感情的な状態か理性的な状態かでいうと?
感情的な状態。
そうですね、Aさんはイラついているので、感情的な状態にあります。
ということはつまりAさんにかけてあげるべき言葉は…
確かにずっと続いてれば嫌にもなるよな!
けど嫌になるってことはそれくらい向き合えている証拠だろう?流石だな!
といったようにAさんはイラついて感情的な状態にありますので、共感してあげるのが正解となります!
問題2.
Bさんはどんな状態にあるでしょうか?
話が伝わらなくて困っている。
そうですね、Bさんは話が伝わらなくて困っています。
ということはつまりBさんは感情的か理性的かでいうと?
理性的!
そうですね、Bさんは話が伝わらなくて困っているだけで、感情的にはなっていません。なので理性的です。
ということはつまり、Bさんにかけてあげるべき言葉は…
どんな伝え方をしたんだ?
話だけなら紙に書いて渡してみろ。あるいは文章だけなら図も入れてみろ。
それから自分の伝え方がわかりにくくなっている場合もあるから、
そこを見直してみるといいだろう。
といったようにBさんは話が伝わらなくて困っているので、解決法を教えるのが正解となりますね!

問題1では感情的な相談には共感する、問題2では理性的な相談には解決法を教えるのが正解であることがわかりましたね。
もしもこれを反対に、感情に解決策を教え、理性に共感してしまうとどうなるでしょうか?
感情に解決策を教えてしまうと、「そんなことわかっている!」となり、理性に共感してしまうと「馬鹿にしているのか?」といったように相手を怒らせてしまいます。

また相手が気を使って、不快になっているのにも関わらずお礼を言うこともあるから、自分は人の役に立ったのだと思い込みすぎないほうがいいぞ。
だからといって、本当に役に立ったのか悩み過ぎるのもよくないけどね!
そ、それは誰のことかな?
見分けられないときの対処法
話を簡潔にしてくれる人はいいですが、そうでない人もいます。
そういった物事を複雑に難しく考えてしまう人が相手の場合、感情的か理性的かを見分けるのは困難でしょう。
そこで、その人たちにはどういった言葉をかけてあげればいいのか考えていきます。
再び問題を出すので解いていきましょう!
それはデイト兄ちゃんのことだね!
これで、統失気味の方が相手でも対応できるぞ!
問題1.
さぁ、Cさんはどんな状態にあるでしょうか?
うわぁー随分と深刻だね…えっと答えは、悲しみながら困っている
そうですね、Cさんは救えないことを悲しみ、どうすればいいのかと困っています。
つまり感情と理性が混在している状態です。
ならばこういった感情と理性が混在している場合、どういった言葉をかけてあげればよいのでしょうか?
確かに救えないのは悲しいよな。だけど君まで悲しみに暮れてどうする?
不安なあの子をさらに不安にさせるだけだろう。
お前の元気な姿を見せてやれ、そしたら少しでも安心して凍った心が解けてゆくだろうさ。
といったように感情と理性が混在している場合には、共感と解決策両方を伝えるようにしましょう。
こういう悩み方する人って結構多いよね!
答えのない問いを求め続けているみたいな?
こういうのは結局本人次第だから、自分で解決できるようになるまで気長に見守るしかないね。
問題2.
Dさんはどんな状態にあるでしょうか?
え、なにこれ全然わかりません!
熱意を込めて書いた詩が全く評価されなくて落ち込んでいる。
そうですね、Dさんは本人にしかわからない言葉を話しています。
つまり感情や理性、混在なのかも判断することができません。
こういった場合には、どういった言葉をかけてあげればよいのでしょうか?
言葉の傾向から察するに、とにかく不安で仕方がないのだろう?
残念ながら俺にはそのことしかわからない。
かなり思考が乱れているみたいだから、今はとりあえず休もうか?
話している方が落ち着くなら黙って聞いておくよ。
といったように、本人にしかわからない言葉の場合は、一つ一つに答えようとするのではなく、全体的にどんなイメージを持つ言葉が使われているかに注目してみてください。
Dさんの場合はマイナスのイメージが強いですよね?
なのでそこから不安であるという情報が読み取れます。
さらに、本人にしかわからない言葉=まとめるのも難しいくらい疲れているという情報も読み取れると思います。
人は疲労によって、思考力が衰えたり情報処理能力が落ちたりすることがあるので、そのことを頭に入れておきましょう。
そうすれば、わからないからといって相手を否定してしまうのを防げます。
そうしてくれると、ありがたいね。
まとめ
今回の記事では下記のことを説明しました。
- 相手は不安になっているから寄り添うことが大事
- 喧嘩のリスクを避けるために自分の心が落ち着いているときに相談に乗る
- 不完全な判断をしないために、できるだけ多くの情報に目を向ける
- 感情的な相談には共感を、理性的な相談には解決法を伝える
- 感情と理性が混在している場合は、共感と解決法両方を伝える
- 本人にしかわからない言葉を話している場合は、全体的なイメージから状態を読み取る
人の相談に乗るのはとても大変です。そのため喧嘩になることが多いです。
なのですぐに全部を覚えて使いこなすのは難しいので、無理のない範囲で頑張っていきましょう!
また、人の相談に乗るとかなり疲れますし、疲れている状態ではうまくできませんので、人よりも多く休憩することを忘れないでくださいね!
ありがとうございました!